ネガティブ方向にポジティブ!

このブログは詰まらないことを延々と書いているブログです。

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ゆるゆると時間が過ぎていく。

ビールの泡が時間と共に萎むように、ゆるゆると過ぎていく。

温くなってマズくなったビールのような、苦みばかりが過ぎていく。

 

しかし、そうした時間の中で、その苦みを感じる私を体感する。

そうした苦みを感じている間、確かに私は居るのだろう、と確証のない確信を抱く。

そうしたぼんやりとした中に、私は幸せを見出している。

 

温くなったビールがあるのは、会話が盛り上がって、飲むのが疎かになったからだろう。

会話に追われていれば、息切れも起こす時もあるが、楽しい場を作ろうと皆が協力する。

息苦しさと苦みの中に、連帯感を見出すのかもしれない。

 

独り、誰も関わらなければ、そっと洗面台で流してしまう。

最初の一口で十分で、それ以上の苦みを必要としていないから。

ある意味で苦行であり、苦行を遂行する理由が私一人の時にはない。

 

何が言いたいのか、まとまりがない。

ゆるゆるとした時間では、思考は弾けてきえていく。

余計なものが取り除かれた空間というのは、苦みだけなのかもしれない。

 

苦みの成分がアルカリ性なのか、どうでも良いことが気になり始める。

またゆるゆると時間が過ぎていく。

苦みばかりが過ぎていく。

 

ある一時の穏やかで少し面倒な時間を思い浮かべて。