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1245(「うっせぇわ」感想)

話題の「うっせぇわ」を視聴した。

Twitterのタイムラインで時折話題に上がっていたので気になっていた。

 


【ニコカラ】うっせぇわ【on vocal】

 

YouTubeでオリジナル動画を探してみた。

上記のはニコニコ動画なのか、下に歌詞表示されているから気になる方はYouTubeで検索してください。

 

さて、感想として「格好良いな、オイ」だ。

良い感じにイタい、私はこういう自己の肥大した歌詞が大好物だ。

歌詞の言葉選びも中々に鋭くて、気持ち良い。

 

歌手の方の声が想像より低かったが、有名な「うっせぇ、うっせぇ、うっせぇわ」の前の「はあ?!」がすごい良い。

言葉の銃口を突き付けられて、私は満足だ。

 

アニメーションの出来も素晴らしい。

カットアニメーションというか、動きは最小限なのだけど、躍動しているし、表情の世の中に反抗した態度が素敵だ。

これは人気が出る、と感じた。

 

「現代の代弁者は私やろがい」とか、「私は俗にいう天才です」とか、私にはない言い切り文句も魅力だ。

現代の子はこういう「自分こそ天才だ」と信じているのか、と考えていたが、「アタシも大概だけど」という歌詞と最後のレーザー光が額に照準が合わされたシーンで見ても「凡庸」な面も認めた、一種の諦めが見て取れた。

兎に角、良い歌だろう。

 

時代を反映した、と比較して上げられるのは「15の夜」と「くたばれPTA」だ。

「15の夜」は暴力などの非行行為で大人に反抗していた。

「くたばれPTA」は何でも禁止にする大人へ静かで確かな反抗であった。

 

「うっせぇわ」も反抗しているが、反抗の仕方がまるで違う。

言葉による反抗、「正しさ、愚かさ」を体現することによって大人に反抗している。

この子たちが大人になった時、次の子たちはどうなるのか、変な心配を今からしてしまう。

 

私は好きな歌なので、折りを触れて聞きたいし、カラオケでも歌いたい。

視聴感想記事であった。