脳は怠け癖があるらしく、一先ず10秒動くのが大事らしい。 初速で一日が決まるらしい。 なるほど、確かに動ける時と動けない時は最初の動き出しが違う気がする。 会う約束があったり、予定があるとそれに合わせて動く。 特に慌てなくて良いと3時間経っても動…
丸い木の平板の机の上に腕を乗せる。 照明の光はニスの艶を照り返す。 私の視界は丸い木の平板の机が3分の1を占めている。 発泡スチロールのような泡が目に入る。 珈琲の跳ねた跡はマッチで焦がしたようだ。 クトゥルフ神話の壁画のような顔は容器の熱を内に…
仕事が見付からない。 仕事が見付からない。 いや参ったね、ハハハ! 前の仕事の選び方は夜勤だろうが長時間だろうが関係無い! と何でも良かった。 働ければ良かったので選り好みする必要がなかった。 前の方が探すのが簡単だった。 しかし、今は選り好みし…
哲学者占いなるものがあった。 試しに生年月日を記入した。 uranai.empowerment-life.com そしたら、私は「ジル・ドゥルーズ」と出た。 ジル・ドゥルーズ……分からない。 自身の学の無さに凹みつつ、占い結果を見た。 基本的思考は__ 長期展望型で、常にロ…
【のはらのたけ】の情景描写編。 いっそ私小説の部類なのか? もう少し丁寧に書けば、1万文字は余裕で超えるな……
かなり実験的な内容。 舞台が台詞と情景描写を分けて掲載する。 【のはらのたけ】 野原 太郎(のはら たろう) 野竹 太郎(のたけ たろう) 野口(のぐち) _____
右手50m先に街頭が二つある。 左手3mに緑色の看板がある。 寝ている踏切を自動車が通り過ぎる。 前方50m先の信号機が赤に変わる。 自動車が通り過ぎる。 前方3mの信号機が青に変わる。 自動車が2台通り過ぎる。 ひび割れた歩道を歩くのは私一人だ。 用水路の…
一人芝居はオフィーリアの台詞だけ抜き出してもらっているので、実は前後の会話は何を話しているのかは分かっていない。 以前にテレビで見た時に流れを見たので何となく分かるけれど。 以下は4月の一人芝居の一部の台詞とその突っ込みを書く。 あら、忘れる…
劇団ぱすてるの中で私の話しをきちんと聞けている人がいないのだろうか? 結成当初は皆一様に首を傾げたが、その頃は私の言うことをみんな聞こうとしていた。 小さな引っ掛かりに心配する声を聞いた。 ファミリーレストランで劇団で会食した時に、今後の話し…
何かしらの所感を所在不明に散らかして書く。 最近偶々、映画「ボヘミアン・ラプソディ」の感想の書き散らしを見付けた。 折角なので当ブログに残しておく。
朝、顎と口の髭をピンセットで丁寧に抜いた。 抜くと時々毛根に白い皮脂が照らついた。 口端の毛を引き抜くとうっすら血が滲んだ。 出掛けるために黒のワンピースを衣紋掛けから外した。 袖が無いので合わせに黒のスーツジャケットをチョイスした。 次いでに…
今現時点で私の納得している演技について書く。 どうして一人芝居クソ野郎になってしまうのか? 「間」や自然に見える演技と会話することの違いをまとめてみる。 私は「一人芝居クソ野郎」と揶揄されていた。 多数がいる場面で、一人で芝居を先走ってしまっ…
雨上がり春は延びる野に山に。 と一句詠む程度には暖かい午後3時だ。 マスクをかける耳元をびゅうと風が吹き抜けてく。 健康診断をしに地元の開業病院に行く。 窓口に「健康診断をしたいのですが」と伝える。 そうすると「どのような内容ですか?」と尋ねら…
4月8日(土)『ロクディムりょーちん即興芝居ワークショップ』の1日目に参加した。 最初のスタートから私はナーバスな気分だった。 「どうしてここに居るのだろうか?」と不合理なような気がして気持ちが沈んでいた。 最初、2人1組で連想して言葉を繋げるWS…
不安で寝付けないとある春の夜、部屋明かりの真下でぼんやりする。 このまま長い間私は何かを為せるだろうか? と漠然と考える。 ふと、人生の100リストを書いた記憶が蘇り、何となしに探すと2018年にひっそりとあった。 www.negativehoukou.jp 私の人生の10…
4月は何時の間にか7日になっている。 何時の間にか7日も経ってしまったのだろうか? 神の仕事も一段落してしまうほどに時間が過ぎてしまっている。 4月7日の午後は雨である。 春の冷たい雨が荒い風に吹かれて窓にぶつかる。 流星のように窓に当たった雨粒は…
桜が華やかに咲く道をふらり行く。 そこへガヤガヤと騒がしい声が聞こえる。 選挙カーによる街宣活動は長閑さとは真逆の切羽詰まった様相を伝え、春の景色とはミスマッチな気がする。 4月9日は長野県議会議員選挙の投票日だ。 何分、誰が出ているのかさえ曖…
この記事を書き始めたのが、2019年5月である。 それからずっと下書きで塩漬けされていた。 何となく気が向いて書き上げて、4500文字オーバーになる。 中々どうして、気合の入った記事だ。 書き上げられて私はとても満足している。 とても長いので、「つづき…
2023年3月25日土曜日、松本市の信濃ギャラリーで劇団タヌキ王国の『死ンデ、イル。』を鑑賞した。 脚本は蓬莱竜太さん(モダンスイマーズ)、演出は三井淳志さん(劇団タヌキ王国)だ。 私は13時からの1ステージ目を観てきた。 ネタバレ含む。 あと、偉そう…
4月に入ってしこたま長文を綴っている。 本来なら駄文of駄文は意味のない数字とカテゴライズしておく。 しかし、何かしらタイトルを付けて投稿している。 偏に去年の分が完了していないからだ。 過去改編できずに今に至っている。 現状、ナンバリングができ…
3月30日、私の36度目の春だ。 ウサギも3周目、60年を一節目と考えると中盤だ。 気付いたら、人生の中盤に驚きを隠せない。 4つ下に妹がいる。 つまり、今年で32歳になるのか。 妹が30代であることに今気付く。 2つ上に姉がいる。 つまり、今年で38歳、何とも…
当ブログを書き始めたのは2016年9月頃だ。 現在2023年3月25日である。 あと3年と6ヶ月もすれば10年である。 6年と6ヶ月、そうかもう5年以上は書いているのか。 ふと5年前に書いた記事を思い出す。 タイトルは『5年後の私は1mmも変わらず、全くの別人になって…
_____ 愛される意味亡くして上へ上へ選んでは降りて カタツムリの貴重な殻の装いを勲章に加えるため顕著に殺した 匙加減は小学生以上大学生以下に収めよ すべて忘れてセンスアップ! センスアップ! 愛される意味流行らせようぞ 男性同士の傷の舐め合い…
3月某日、さいたま県から妹夫婦がやってきた。 居間から父の腑抜けた声が聞こえる。 母と妹の軽妙な会話も合間合間に挟まってくる。 私は出かける用意をする。 一先ず挨拶だけ、とやおら賑やかな居間に侵入する。 居間の中心に甥っ子は立っていた。 もうすぐ…
私がスカートを履くようになって1年以上は過ぎた。 化粧は覚えてないが、スカートを選ぶのは大分慣れた。 中学高校の頃よりも今の方が洒落ている。 靴のサイズはメンズだとセンチメートルで表記されているが、レディースだと「S・M・L」とアルファベット表記…
小雨降る木曜日、私の気分はルンルンだ。 春の陽気に当てられてやる気は上向いている。 私は幸せを愛する男、実に阿呆のように前向きだ。 窓の外の1mmより小さな粒の雨は音もない。 ふと、雨はどこから「雨」なのだろうか? この「雨」の境はどこからなのだ…
4月にオフィーリアを題材にした一人芝居を撮影する。 当初は冬にするつもりでいたのだが、私の気分と日程ミスで1年ほど放置していた。 河原で撮影するつもりだが、借りられなさそうなら部屋でも借りて結構する。 オフィーリアはウィリアム・シェイクスピア戯…
2月から一先ず何かしら書いていこうか。 何かしらとは、何かしらだ。 不定形を木枠に嵌めて樹脂で固めるが如く、言葉にしていく。 去年の空きは追々埋めていくとして、今年は2月から埋めていく。 抉れたコンクリートを左官していくが如く、言葉にしていく。 …